海に行く前に男たちが腕立てをして、少しでも筋肉を見せようとしている光景を見たことがある方もいますよね。
一言でパンプアップを説明すると
「一時的に筋肉を張らせること」です。
しかし、なぜパンプアップするのか仕組みがわからない方も多いはず。
特にフィットネスコンテストに出る人にとっては、体を良く魅せるうえで非常に重要になるため、持続時間を知っておきたいはずです。
今回は「パンプアップ」について、私の実体験も交えながら、詳しく解説していきます!

私は筋トレを4年続けています!日々筋トレでパンプを感じたり、実際に大会に出場して大会前のパンプアップを経験したりしています!

パンプアップとは?持続時間を知り適切なタイミングで実施しよう!

パンプアップとは?
パンプアップとは一言で表すと
筋肉に負荷を与えることで、筋肉を張らせることです。
では、なぜパンプアップが起こるのか?
ある筋肉を対象としてトレーニングを行うと、乳酸やアデノシンATPの代謝物質が筋肉中に溜まっていきます。それらの物質を薄めようとして、血液の中にある血しょうと水分が多く流れ込むことによって起こります。
イメージとしては、
筋トレによって疲労させた部分を回復させようとして、多く血液や水分が流れ込み、結果筋肉が張って大きくなるという感じです。
かなり細かいメカニズムについては、こちらを参考にしてみてください。
パンプアップの継続時間とは?
パンプアップの持続時間は10~20分程度と言われています。
トレーニングの刺激によって集まった水分や代謝物質が、吸収されたり違った部位へ運ばれてしまうからです。
ここで感じることは意外と短いということ。
大会に出るためのパンプアップとしては
- どこの部位をどのくらいやるか
- どこまで追い込めばいいのか
- 何分前からやるのがベストか
上記が非常に気になる部分ですが、明確な答えはありません。
当日までにどのような食事をしてきたかでカラダのハリは大きく変わりますし、パンプの反応の良さも全く違ってきます。
大会の前段階で、パンプアップの練習をしておくのがベストと言えます。
パンプアップに良いトレーニング
パンプアップが起こりやすい種目として、筋肉に負荷がかかっている時間の長い種目が良いとされています。
パンプアップが起こる原理として、トレーニングによる刺激により水分や血しょうが流れ込むことは説明しました。
パンプアップがなくなる原理としては、水分や血しょうが吸収されたり、違う場所に行ってしまうことだとも説明しました。
逆に言えば
血管に常に水分や血しょうを送りながら、外に出ていかないようにすればいい!ということなのです。
筋肉に負荷が長くかかる種目は、血管の閉塞感を高めるとともに、刺激を与え続けることができるので、パンプアップに効果的な種目といえます!
詳しい研究結果などは筋肉あるあるさんの動画が非常に参考になるので、そちらをチェックしてみてください!
大会でのパンプアップについて
大会ではダンベルが持ち込み禁止なことも多く、荷物が多くなりすぎるということからチューブと自重トレでパンプアップするのが王道です。
チューブに関しては、負荷があっていればどれを使っても大差はないと思いますので、Amazonで一番コスパ良く売れているのを選ぶのが無難です。
大会前はそわそわしてしまいますが、パンプ継続時間は10~20分という性質があるため、20~30分前に一気にやってしまうのが理想的です。
短い時間でトレーニングしてもあまりパンプしないという方にとっては、長めにとってもいいでしょう。
やはり正解はありません。
大会でボロ負けした私だから言えることですが、多くの場合はパンプアップする前に勝負はついています。
パンプアップはあくまでも最終調整のため、それまでの努力が結果に大きくつながるのは間違いありません。
自分の中で悔いのないように思いっきりパンプアップしてください!
まとめ!
- パンプアップとは一時的に筋肉が張ること
- パンプの持続時間は10~20分
- パンプには負荷がかかり続けるトレが良い
- 大会へのパンプはとにかく悔いのないように!
パンプアップについてわかっていただけましたでしょうか?
持続時間が意外に短いので十分に注意してくださいね!
大会に関する実体験を書いていますので、ぜひそちらもチェック!
では、また!
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